今年の年頭から始まった、「ゼビウス軍」リアルミニチュア化計画。
(小説版『ゼビウス』より)
手始めに、ゼビウス軍のグルゼーグ(戦闘機)の一種『カピ』の
製作に入ったワケですが、ココでちょっと途中経過の報告を…
機体の黒い線は、スジ彫り用のライン。
コクピット後部の屋根を修正。両側の穴(ジェネレーター)は、
もっと小さく作るべきでしたが、もう後戻り出来ないので、
屋根の形もオリジナルな解釈で乗り切る事にしました。
コクピット内部の座席は、イラストを見ると複座になっていたので
設定通りにしています。
当時、ゼビウス軍の戦闘機は全て1人乗りかと思っていたので
これは意外でした。
機体の後部の四角い部分には、推進ノズルが収められています。
ゲームの設定では、機体を構成する金属状物質
『イル・ドークト』(冷たい・超能力、と言う意味)は、
この材料自体に浮遊能力が備わっているので、果たして推進機関が必要なのか、
地球の航空機のような推進ノズルを付けるべきか、
ミニチュアを製作する際に一番悩まされた部分でしたが、
『2ちゃんねる』の『ゼビウススレッド』で、筆者が投げかけた質問の回答と、
浮遊はともかく、前進するには何らかの推進力が必要じゃないかと言う
結論に達し、推進ノズルを付ける事にしました。
推進機関に拘ったもう1つの理由は、今回製作する一連の作品は、
ゲーム中に登場するUFOのような姿ではなく、
ゲームデザイナーの遠山茂樹氏が描かれたリアルイラストのような、
実際の宇宙船っぽい姿にしたかったためです。