酒気帯び運転で物損事故を起こし、懲戒免職となった
神戸市消防局の元消防士長(51)が、処分の取り消しを求めた訴訟の判決が
26日、神戸地裁であった。橋詰均裁判長は
「社会通念上、妥当性を欠く」として原告側の訴えを認め、
処分を取り消した。
橋詰裁判長は元消防士長について「地方公務員としての自覚が足りない」と
非難した。
一方で、過失で人に傷害を負わせた場合は、減給か戒告とした
市の指針などを指摘。
飲酒運転に対する刑事罰の強化や、社会の非難感情の高まりを挙げつつ、
懲戒免職は「半生を棒に振らせるに等しい」とし、
「行為と処分の均衡を欠く」と判断した。
(2ちゃんねる・ニュース速報+板)
正直、この記事を読んで呆れましたよ…
「半生を棒に振らせるに等しい」とか言ってるけど、
だったら最初から飲むな、運転するなと。
世間が飲酒運転撲滅に動いているのに、水を差すような判決ですよ。
この判決が容認されれば、飲酒運転で殺された人達が浮かばれない…
どうも日本と言う国は、飲酒運転に関してはセクハラと同じ感覚で
『これくらいは勘弁してやれよ』
と、言うような古い風潮が、未だに抜け切れてないんですな。
アルコールが手軽に手に入るという現状も問題かと思います。
なんで『タスポ』のような認証システムを導入出来ないんだろう?
飲酒運転で検挙歴の有る者は、自分の車に、アルコールを検知すると
エンジンが掛からなくなる装置の設置を義務付けるとか。
会社や役場をクビになるのが厳し過ぎると言うのなら、
飲酒運転に至る直前に止めさせる、何らかの強行手段を
採らないとダメでしょう。
いよいよ、酒席の多い季節に差し掛かってきました。
今年も飲酒運転によって何人の尊い命が失われてしまうのか…
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