約一ヶ月掛かりましたが、とりあえず完成しました。
一番上の車両が20年前に放ったらかしにした物。
当時気付かなかったんですが、実はとんでもないミスを犯していました。
実物の両端の車両「スロフ14-800」は「スハフ14」という、
ディーゼルエンジン発電機を搭載する車両から改造していますが、
当時国鉄車両の知識に乏しいまま、無謀にも「みやび」の製作を
思い立った筆者は、この車両の模型を買いに
模型ショップへ出掛けたものの、「スハフ14」は売り切れになっていて、
「似てるから」という理由で止むを得ず「オハフ15」を購入したようです。
(22年以上も前のおぼろげな記憶w)
そのため、車体横の空気取入口と燃料給油口がありません。
今回の製作再開で、この部分を彫刻刀で彫って表現することも
考えましたが、手間が掛かりそうなので思い切って省略しました。
当時の塗装もシンナー漬けとペーパー掛けを繰り返し、
ほぼ完全に落としてからやり直し。
追加の3両は実物通りの車両を使っています。
製作中のレイアウト(ジオラマ)で撮影。
このレイアウトの駅ホームの許容量が、機関車+客車4両編成程度しか
ないため、今回の「みやび」も中間3両を抜いた4両編成としました。
サロンカー「オロ14-803」。
当時の全国のジョイフルトレイン・お座敷列車の中でも
この列車は一見地味なスタイルですが、内部の日本庭園と
車体の塗装と巨大な窓など、最もインパクトのある車両です。
実物は餘部鉄橋転落事故により、僅か8ヶ月で引退しましたが、
筆者のレイアウト上ではこれから大活躍してくれそうです。