みょーーーーのBlogもどき

「なつかし車両まつりin森之宮」に行って来ました!!
地下鉄・バスなど、大阪市民の足を支える大阪市交通局では、
歴史的に貴重な車両を熱心に保存していることで知られ、
緑木検車場(住之江区)・森之宮検車場(城東区)で
それぞれ大切に保管されています。
今日は原則非公開である森之宮検車場の保存車両が、今回初めて
一般公開されるということで行って来ました。
ここで保存されている車両達は、それまで鉄道関連の雑誌くらいでしか
その存在を明らかにされず、かなり以前から一般公開の要望が
高かったそうです。


朝9時30分の開門前からものすごい人の列でした。
場内は検査作業などで稼働中のため、原則一方通行で歩いて見学します。


定期観光バス「にじ」号。
今年3月末で引退。同時に大阪市は観光バス事業から完全撤退するそうです。
二階建てバスがまだ珍しかった頃、いずれは乗りたいなぁと思っていたけど
結局乗らず終いでした。ちなみに整理券があれば車内に入って
座席にも座れますが、筆者達は時間が合わず断念…


旧塗装の市バス「ゼブラバス」。
緑木検車場での保存車公開祭りでお馴染み。
これも中へ入れますが老朽化のため、座席には座れず。

この先の検車場内に地下鉄車両が保存されています。

検査中の谷町線用新20系。緑木の保存車と違って実際に使用している
検車場建屋の中で保存しているため、このような光景も見られます。


中央線用30系。いつの間にか引退してたんですねぇ。
30系車両は長く活躍していたため、車体の形・材質などバリエーションが
非常に多い車両です。もし全部区別出来たら、かなりの地下鉄通ですよ。


堺筋線用60系。その前面の形から「額縁スタイル」と呼ばれ、
全国の鉄道車両のデザインに影響を与えた記念すべき車両です。


千日前線用50系。千日前線はこの旧車両の最後の活躍の場でした。
さよなら運転のヘッドマークもそのままの姿。


中央線高架部分を模したセクションレイアウト(鉄道模型)。

この建屋の先にあるのが、今回のメインとも言える市電保存館。
先程の地下鉄車両は割と最近に引退して、この検車場で
保存されたものですが、この市電保存館は、かなり以前から
一部の鉄道ファンの間でしか、その存在が知られていませんでした。
今回は一般初公開とあって、多数の人の行列がありました。

トロリーバス200型。昭和28年から昭和45年まで活躍した「無軌条電車」。
中国や旧ソ連・東欧地域等では今でもお馴染み。排気物はほとんど出さず、
今でも走っていれば、間違いなく地球にやさしい乗り物ですが、
電気が通る架線からトロリーポール(屋根に付いている集電装置)が
度々外れて動けなくなるトラブルがあったそうで、市電と同様に
交通渋滞の元凶の一つとして、僅か17年で活躍を終えました。


市電801型。車体の前後が折れ曲がっているのが特徴。


市電2201型。緑木検車場に保管されている3001型車両そっくりですが、
別の種類です。青い帯は「ワンマンカー」という意味。

おまけ。

堺筋線66系のミニ運転席。家族連れの記念撮影で賑わっていました。

スペース的に恵まれた緑木検車場の車両保存館と違って、
稼働中の検車場の一部を開放しているためか、鉄道車両の内部には
一切入れませんでした。事故防止のため仕方ないと思いますが、
ちょっと残念です。この際思い切って、緑木の保存車と合わせて
専用の保存館を建てるのも良いと思うんですが…
来年も開催するとすれば、ぜひ車内の公開にも期待したいです。
出来れば、緑木のイベントのように2日間開催して欲しいなぁ。

そういえば、フェスティバルゲートを改装して、交通局記念館にする
構想があったけど、結局これもダメになっちゃいましたね…
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